【ニュース】タイ洞窟 その4 閉じ込められた13人の脱出作戦開始【2018年7月8日】

サッカーチームの少年たち13人が閉じ込められていたタイ北部のタムルアン洞窟で、7月8日、13人を洞窟の外に救出する作業が開始されました。

洞窟内という特殊な環境で、濁った水の中を潜水経験のない子供たちを連れて出るというのは過酷な救出作業であり、 一時は雨季が終わって水が引くまで数か月間待つべきだという意見も出ていました。

しかし、本格的な雨季が始まれば洞窟内がさらに水で満たされ、少年たちが窒息してしまう危険がありました。 また、洞窟内に救援物資を運ぶために大勢の作業員が立ち入ったことで、洞窟内の酸素が少なくなり、一刻も早く救出する必要に迫られました。

洞窟内の排水作業は難航していましたが、7日の時点で洞窟の水位がさがり、救出するなら今だと判断が下されました。 3~4日後には再び大雨が降ると天気予報で分かっていたため、何としても水の少ない間に助け出したかったようです。

洞窟の入り口から少年たちが避難していた場所まで、経験豊かなダイバーでも移動に片道6時間かかりました。 潜水により脱出することを視野に入れて、少年たちは洞窟内でダイバーから潜水訓練を受けていました。

7月8日の午前10時、海外からのダイバー13人とタイのダイバー5人の救助隊が洞窟内に入りました。 少年1人にダイバー2人が付き添い、ロープで誘導しながら洞窟の外まで連れていく作戦でした。

午後5時40分、最初の少年が脱出に成功しました。その後も救助活動は続き、この日は4人の少年が救助されました。 救出された少年たちはヘリコプターや救急車で病院に搬送されました。

救助に必要な機材の補充と、ダイバーたちの休息のために作業は一時中断し、準備が整い次第、残りの少年たちの救助が開始されました。

7月9日午前11時、ダイバーたちの救助救助作業が再開します。前日と同じ方法で4人を脱出させ、病院に搬送しました。 7月10日午前10時、さらに4人の少年と、最後にコーチが救助され、洞窟内に閉じ込められていた13人全員が外に出ることができました。

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